はじめに:保育士の経験、自宅で活かせる道があるって知ってた?
「子どもは大好きだけど、毎日の通勤が大変…」
「子育てと両立しながら、もう少し柔軟に働けないかな?」
「保育士の経験しかないけど、自宅でできる仕事なんてあるの…?」
こんにちは!元保育士で二児の母、こみです。
かつてパート保育士として働いていた私も、「自宅で何かできないかな?」と考えたことがありました。
実は、保育士として培ってきた経験やスキルは、保育園の中だけでなく、あなたの「自宅」でも十分に活かせるんです!
この記事では、
- 保育士(パート経験者も!)が自宅でできる具体的な仕事の選択肢
- それぞれの仕事のメリット・デメリット
- 保育士の経験がどう活かせるのか
- 無理なく始めるためのステップ
などを、私の経験も交えながら詳しくお伝えしていきます。
この記事を読み終える頃には、「私にもできるかも!」と、自宅での新しい働き方への一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずです。一緒に、あなたらしい「在宅ワーク」の可能性を探っていきましょう!
なぜ今「保育士×自宅でできる仕事」が注目されるの?

最近、「保育士の経験を活かして自宅で働きたい」という声をよく耳にするようになりました。それには、いくつかの理由があるんです。
- 働き方の多様化:「会社勤めが当たり前」という時代は終わり、フリーランスや在宅ワークなど、より自由な働き方を選ぶ人が増えています。
- 保育士のスキルの汎用性: 子どもの発達に関する知識、コミュニケーション能力、企画力、マルチタスク能力など、保育士が持つスキルは、実はとても多くの分野で役立ちます。
- 在宅ワークのメリット: 通勤時間ゼロ、自分のペースで仕事ができる、家事や育児と両立しやすいなど、特に子育て中の方や体力に自信がない方にとって、在宅ワークは魅力的な選択肢です。
特に、パート保育士として働いている方の中には、「もう少し収入を増やしたいけど、フルタイムは難しい…」「今の働き方だと、なかなかキャリアアップが見込めない…」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「自宅でできる仕事」は、そんなあなたの新しい可能性を広げ、保育の経験を活かしながら、より自分らしい働き方を実現するための一つの道になるかもしれません。
保育士の経験が活きる!自宅でできる仕事 おすすめ5選

「具体的にどんな仕事があるの?」と気になりますよね。
ここでは、保育士の経験やスキルを特に活かしやすい、おすすめの「自宅でできる仕事」を5つご紹介します!
- ① オンライン保育サポート / オンラインベビーシッター
- どんな仕事?
ビデオ通話などを使い、自宅にいながら子どもとオンラインで関わるお仕事です。一緒に歌ったり、絵本を読んだり、簡単な知育遊びをしたり。保護者の方からの育児相談に乗ることもあります。 - 保育士経験の活かしどころ
子どもとのコミュニケーション能力、年齢に合わせた遊びの提供、保護者対応の経験、子どもの発達に関する知識など、まさに保育士の専門性がフルに活かせます! - メリット
子どもと直接関われる、保育スキルをそのまま活かせる、初期費用が少ない。 - 始め方
オンライン保育マッチングサイトに登録する、自分でSNSなどで発信する、保育園や子育て支援センターなどに自分のサービスを提案してみる。 - デメリット
安定したインターネット環境が必要、画面越しでの関わりの難しさ、集客の工夫が必要。
- どんな仕事?
- ② 保育教材・知育玩具の制作 / 販売
- どんな仕事?
子どもたちの発達を促す手作り教材や知育玩具を制作し、オンラインショップ(minne、Creema、BASEなど)やフリマアプリで販売します。オリジナルのアイデアが形になる喜びがあります。 - 保育士経験の活かしどころ
「こんな教材があったら子どもたちが喜ぶかな」「この年齢の子には、こういう素材や仕掛けがいいな」といった、現場経験に基づいたアイデアが強みになります。安全面への配慮も、保育士ならではの視点です。 - メリット
自分のアイデアを形にできる、制作が好きな人には楽しい、自分のペースで仕事量を調整しやすい。 - デメリット
材料費がかかる、売れるまでに時間がかかることも、制作スキルや販売スキルも必要。 - 始め方
まずは趣味の延長でいくつか作ってみる、オンラインショップやフリマアプリに出品してみる、保育系のイベントに出展してみる。
- どんな仕事?
- ③ 子育てアドバイザー / オンライン相談
- どんな仕事?
子育て中の保護者の悩みを聞き、オンライン(メール、チャット、ビデオ通話など)でアドバイスやサポートを行います。特定の分野(例:イヤイヤ期対応、トイトレ、発達相談など)に特化することも可能です。 - 保育士経験の活かしどころ
保護者支援の経験、傾聴力、子どもの発達段階に応じた具体的なアドバイス力、様々な家庭環境への理解などが役立ちます。「先生に相談してよかった」と言われる喜びは大きいです。 - メリット
深い専門性を活かせる、人の役に立っている実感を得やすい、場所を選ばずにできる。 - デメリット
高いコミュニケーション能力が求められる、相談内容によっては精神的な負担も、集客や信頼構築に時間がかかる。 - 始め方
自分の得意分野を明確にする、ブログやSNSで情報発信する、ココナラなどのスキルマーケットに登録する、関連資格を取得して専門性を高める。
- どんな仕事?
- ④ 保育・子育て関連のライター / コンテンツ作成
- どんな仕事?
保育や子育てに関するウェブサイトの記事、コラム、メールマガジン、SNS投稿などの文章を作成します。保育園の求人サイトの記事や、育児雑誌の体験談募集などもあります。 - 保育士経験の活かしどころ
現場のリアルな情報、専門知識、保護者や子どもたちの気持ちに寄り添った言葉選びなどが強みになります。「保育士だからこそ書ける記事」は需要が高いです。 - メリット
自分の知識や経験を文章で伝えられる、時間や場所を選ばずに作業できる、文章を書くのが好きな人には向いている。 - デメリット
文章力や構成力が必要、納期がある、最初は単価が低いことも。 - 始め方
クラウドソーシングサイト(ランサーズ、クラウドワークスなど)で案件を探す、自分のブログで保育に関する記事を書いて実績を作る、保育関連メディアに直接応募してみる。
- どんな仕事?
- ⑤ クリエイティブスキルを活かした仕事(例:動画制作、イラスト作成など)
- どんな仕事?
絵を描くのが得意、動画編集に興味がある、物語を作るのが好き…そんなあなたのクリエイティブな才能を活かせる仕事も、自宅で実現可能です。
例えば、子ども向けの教育的な動画(手遊び歌、読み聞かせ、簡単な工作など)を制作してYouTubeで発信したり、子育て支援団体や保育園向けのPR動画(アニメーションや実写)を手掛けたり。保育の経験を組み合わせることで、よりオリジナリティが高く、心に響く作品を生み出すことができます。
私自身も、今までの経験で培った力を活かして「お絵かきムービー」という、ホワイトボードアニメーションで想いを伝える動画を制作していますが、これは本当にやりがいのある仕事です。(私のお絵かきムービーはこちらから) - 保育士経験の活かしどころ
子どもや保護者の心に響く表現力、教育的な視点、ストーリー構成力、色彩感覚などが活かせます。「伝える力」は保育士の大きな強みです。 - メリット
自分の「好き」や「得意」を仕事にできる、創造性を発揮できる、スキル次第で高収入も期待できる。 - デメリット
専門的なスキル習得が必要な場合がある(デザインソフト、動画編集ソフトなど)、実績ができるまでは単価交渉が難しいことも、継続的な学習意欲が求められる。 - 始め方
まずは独学やオンライン講座でスキルを身につける、自分の作品をSNSなどで発信してみる、コンテストなどに応募してみる、ポートフォリオサイトを作成する。
- どんな仕事?
自宅で仕事を選ぶ際の注意点と成功のコツ

自宅での仕事は魅力的ですが、いくつか注意しておきたい点もあります。
- 自己管理が何よりも大切:働く時間や休憩、仕事の進捗など、全て自分で管理する必要があります。誘惑も多いので、集中できる環境づくりも重要です。
- 孤独を感じやすいことも:一人で黙々と作業することが多いので、意識的に人と関わる機会を作ることが大切です。オンラインコミュニティに参加したり、たまには外で作業したりするのも良いでしょう。
- 家族の理解と協力:特に小さなお子さんがいる場合は、家族の理解と協力が不可欠です。仕事の時間やルールなどを事前に話し合っておきましょう。
- 確定申告を忘れずに:個人で収入を得る場合は、確定申告が必要になります。帳簿付けなど、早めに準備しておくと安心です。
- 「小さく始めてみる」のが成功のコツ:いきなり大きな目標を立てるのではなく、まずは「週に数時間だけ」「月数千円の収入を目指す」など、スモールステップで始めるのがおすすめです。パート保育士の方は、今の仕事を続けながら副業として試してみるのも良いでしょう。
「私にもできるかな?」不安を解消!最初の一歩を踏み出すために
「やってみたいけど、本当に私にできるのかな…」そんな不安を感じるのは当然です。でも、大丈夫!最初の一歩を踏み出すためのヒントをお伝えします。
- まずは「自分を知る」ことから始めよう(自己分析)
- あなたはどんなことが好きですか?何が得意ですか?保育士としてどんな経験を積んできましたか?
- 自分の「強み」や「大切にしたいこと」を再確認することで、どんな仕事が自分に向いているのかが見えてきます。
- このブログでも、保育士さんのための自己分析ワークシートシリーズを公開しています。ぜひ活用してみてくださいね!(【自己分析シリーズ①】はじめの一歩編|なぜ大切?どう進める?保育士としての経験を振り返ろう!)
- 情報収集をしてみよう
- 気になる仕事について、インターネットで調べたり、関連書籍を読んだりしてみましょう。
- 実際に在宅で働いている保育士さんのブログやSNSを参考にするのも良いでしょう。
- 無料のセミナーやオンラインイベントに参加してみるのも、新しい発見があるかもしれません。
- スキルアップの方法を考えよう
- もし挑戦したい仕事に必要なスキルが足りないと感じたら、スキルアップの方法を探してみましょう。
- 今はオンラインで学べる講座もたくさんありますし、独学で習得できることもあります。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。
まとめ:保育士の経験は宝物!自宅で「私らしい働き方」を見つけよう

保育士の経験は、決して保育園の中だけで終わるものではありません。それは、あなたの人生を豊かにする「宝物」であり、自宅で「私らしい働き方」を実現するための大きな力にもなります。
この記事でご紹介した「自宅でできる仕事」は、ほんの一例です。大切なのは、あなたが心から「やってみたい!」と思える道を見つけること。
「自宅で働く」という選択肢は、子育て中のママさん保育士にとっても、体力的に無理なく働きたいと考えている方にとっても、新しい可能性を大きく広げてくれます。
「こみのひらめき工房」では、これからも保育士さんの新しいキャリアのヒントや、クリエイティブな働き方の魅力について発信していきます。あなたの「新しい扉」を開くお手伝いができれば、こんなに嬉しいことはありません。
この記事が、あなたが「自分らしい働き方」を見つけ、新しい一歩を踏み出すための小さなきっかけになることを心から願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こみ
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