自己分析シリーズ②｜好きと得意を発掘！あなたの隠れた才能の見つけ方 - こみのひらめき工房

こんにちは！「こみのひらめき工房」の「保育士さんのための自分再発見！キャリアデザイン・自己分析ワークシートシリーズ」第2弾へようこそ！

前回の【自己分析はじめの一歩編】では、「保育士としてのあなたの素晴らしい経験」を振り返りましたね。「私って、こんなことも頑張ってきたんだな」「こんな時にやりがいを感じていたんだな」と、たくさんの発見があったのではないでしょうか？（前回の記事がまだの方は、ぜひこちらから取り組んでみてくださいね！→ （【自己分析シリーズ①】はじめの一歩編｜なぜ大切？どう進める？保育士としての経験を振り返ろう！）

さて、今回のテーマは「あなたの『好き』と『得意』を発掘しよう！」です。
仕事とは直接関係ないことでも大丈夫！あなたの心の奥深くにある「ワクワク」の源泉を探っていくことで、実は未来を照らす大きなヒントや、あなただけの隠れた才能が見つかるかもしれませんよ。

「私に才能なんて…」なんて思わずに、リラックスして、心の声に正直に耳を澄ませてみましょう。きっと、新しい自分との出会いが待っています！

「好き」と「得意」ってどう違うの？なぜ大切なの？
実践ワークシート②：あなたの「好き」と「得意」を発掘しよう！～ワクワクの源泉～
見えてきた「好き」と「得意」をどう活かす？～可能性のタネを見つけよう～
今回のワークの振り返りと次回予告

「好き」と「得意」ってどう違うの？なぜ大切なの？

ワークシートに取り組む前に、少しだけ「好き」と「得意」について整理しておきましょう。

「好き」とは…
理屈抜きに心が惹かれるもの、やっていて純粋に「楽しい！」と感じること、時間を忘れて没頭してしまうこと。あなたの情熱の源であり、モチベーションを高めてくれる大切な感情です。
「得意」とは…
他の人よりも比較的スムーズにできたり、自然とこなせたりすること。周りの人から「上手だね！」と褒められることも多いかもしれません。あなたの強みであり、成果に繋がりやすい部分です。

この2つを見つけることが、なぜキャリアデザインにおいて大切なのでしょうか？

それは、「好きなこと」と「得意なこと」が重なり合う領域に、あなたが最も輝ける場所、心からやりがいを感じられる仕事が見つかる可能性が高いからです。

得意なことを仕事にすれば、成果が出やすく、自信にも繋がります。
好きなことを仕事にすれば、情熱を持って取り組め、困難も乗り越えやすくなります。

そして、この2つが合致した時、仕事は「やらなければならないもの」から、「やりたいこと」「夢中になれること」へと変わっていくのです。素敵だと思いませんか？

さあ、あなたの「好き」と「得意」を探す冒険に出かけましょう！

実践ワークシート②：あなたの「好き」と「得意」を発掘しよう！～ワクワクの源泉～

今回も、いくつかの質問を用意しました。お気に入りのノートとペンを用意して、リラックスしながら、心に浮かんだことを自由に書き出してみてくださいね。

時間を忘れて没頭してしまうくらい「好き！」と思えることは何ですか？（趣味、勉強、人との関わりなど、どんなことでもOK！）
- (こみ’s VOICEヒント：仕事に直接関係なくても、本当に些細なことでも大丈夫ですよ。「子どもの頃、夢中になって絵を描いていたな」とか、「友達とのおしゃべりが何より楽しい！」とか。私の場合、実は旅行について調べている時や、ブログを書いている時が、時間を忘れるくらい好きなんです。)
人からよく褒められることや、「すごいね！」と言われることは何ですか？
- (こみ’s VOICEヒント：自分では「これくらい普通かな？」と思っていることでも、周りの人から見たら「すごい才能！」なんてこともよくありますよね。「〇〇さんの作る書類、いつも分かりやすいね」とか、「□□さんの話は、なんだかホッとするんだよね」とか。もし思いつかなければ、家族や親しい友人に「私の得意なことって何かな？」と聞いてみるのも面白い発見があるかもしれませんよ！私の場合は、口下手なことがコンプレックスでしたが、周りの人には「一緒にいるとホッとする」と言われ、意外に思ったりしました！)
どんな作業をしている時や、どんなことについて考えている時に、一番「ワクワクする！」「楽しい！」と感じますか？
- (こみ’s VOICEヒント：「ワクワク」は、あなたの心が「YES！」と言っているサインです。新しい企画を考えている時？誰かのために何かを準備している時？それとも、静かに自分の世界に没頭している時でしょうか？そのことを思い出すだけでワクワクしてきますよね！)
あなたが自然とできてしまったり、人よりもスムーズにこなせたりすることは何だと思いますか？（小さなことでも構いません）
- (こみ’s VOICEヒント：「え、これって得意なことなの？」と思うような、当たり前にできていることの中に、実はあなたの強みが隠れていることが多いんです。「人より早く文字入力ができる」とか、「初めて会った人ともすぐに打ち解けられる」とか。)
もし、誰かに何かを教えるとしたら、どんなことを一番熱心に、楽しく教えたいですか？
- (こみ’s VOICEヒント：人に何かを教えたいと思える内容は、あなたがそれについて深い知識や経験を持っていたり、心からその良さを伝えたいと思っている証拠です。保育の技術かもしれませんし、全く違う分野のことかもしれませんね。)
もし、お金や時間の制約が全くなかったら、どんなことに挑戦してみたいですか？（子どもの頃の夢でもOK！）
- (こみ’s VOICEヒント：あらゆる制約を取り払って、自由に楽しくのびのびと想像の翼を広げてみましょう！「世界一周旅行！」とか、「絵本作家になりたい！」とか。その夢の中に、あなたの「本当にやりたいこと」のヒントが隠れているかもしれません。)
あなたが「これだけは人に負けない！」と密かに思っていること、あるいは「これは自分の強みかも」と感じる部分はありますか？
- (こみ’s VOICEヒント：謙遜せずに、胸を張って書き出してみてください！「誰よりも子どもたちの気持ちを察するのが得意！」とか、「どんなに忙しくても笑顔を絶やさない！」とか。あなたの素晴らしいところを、改めて認識するチャンスです。)

見えてきた「好き」と「得意」をどう活かす？～可能性のタネを見つけよう～

ワークシート、お疲れ様でした！たくさんの「好き」や「得意」のキーワードが書き出せたでしょうか？
もしかしたら、「え、こんなことが私の好きなことだったんだ！」「これって、もしかして得意なことなのかも？」と、新しい自分の一面に気づけたかもしれませんね。

さあ、書き出した言葉たちをじっくりと眺めてみましょう。
それらが、今のあなたの仕事（保育士）の中で、どのように活かされているか、あるいは、これから活かせる可能性があるか、少し考えてみてください。

そして、もし新しいキャリアを考えているなら、その「好き」と「得意」が、どんな分野で輝く可能性があるでしょうか？

例えば…

「絵を描くのが好き」で「子どもたちを笑顔にするのが得意」なら…子ども向けのイラストレーターや、絵本の制作、知育玩具のデザインといった道も考えられるかもしれませんね。
「計画を立てるのが好き」で「人に分かりやすく説明するのが得意」なら…研修の企画や運営、教育関連のコンサルタント、あるいはイベントプランナーといった仕事でも、その力を発揮できるかもしれません。

まだ、ぼんやりとしたイメージでも大丈夫です。
大切なのは、あなたの中にたくさんの「可能性のタネ」が見つかった、ということです。そのタネをどう育てていくかは、これからのあなた次第ですよ！