「保育士辞めたい…」その気持ち、一人で抱えないで。心が軽くなる次の一歩の見つけ方

保育(子どもの着替え)とクリエイティブな仕事(鉛筆、ノート、音符) 保育士のキャリアデザイン

こんにちは、「こみのひらめき工房」へようこそ!

「毎日頑張っているけれど、ふと『保育士辞めたい…』と感じてしまうこと、ありませんか?その気持ち、決してあなただけではありません。そして、そう感じることは、決して悪いことではないんですよ。

この記事では、そんなあなたの心が少しでも軽くなり、前向きな一歩を踏み出すためのヒントを、私の経験も交えながらお伝えできればと思っています。一人で抱え込まず、一緒に考えていきましょう。

保育士辞めたいと思うのはなぜ?~自分の気持ちと向き合ってみよう~

泣く子どもと困惑する保育士

「辞めたい」という気持ちの裏には、きっと様々な理由がありますよね。少し立ち止まって、ご自身の心と向き合ってみませんか?

私も、保育士として働いていた時、何度も「辞めたい」と感じたことがあります。例えば、休憩時間がほとんど取れず、ご飯を5分でかきこむような忙しさ。職場の特定の人からの圧を感じて、息が詰まりそうになったこと。そして、何よりも辛かったのは、一人ひとりの子どもと丁寧に関わりたいのに、それが叶わない環境への無力感でした。派遣社員として、正社員の方との間に見えない壁を感じて、寂しい思いをしたこともありましたね。

あなたは、どんな時に「辞めたい」と感じますか?人間関係でしょうか?それとも、仕事量の多さ?お給料や待遇への不満かもしれませんし、自分の理想とする保育ができていないと感じるからかもしれません。

理由を明確にすることで、次の一歩が少し見えやすくなるはずです。

園によって全然違う!~派遣で見た保育現場のリアルと希望の光~

公園で保育士が子どもに葉っぱを見せている

もし、今の職場の人間関係や雰囲気に悩んで「保育士自体を辞めたい」と思いつめているなら、ちょっと待ってください!

実は私、派遣保育士として色々な園で働いた経験があるんです。その中で痛感したのは、「保育園の雰囲気や人間関係は、本当に園によって全く違う」ということでした。

ある園では、保育士同士が常にピリピリしていて、人間関係もギスギス…。正直、「一刻も早く契約期間が終わってほしい!」と毎日願っていました。でも、その一方で、園長先生をはじめ、保育士さん同士が深い信頼関係で結ばれていて、お互いに自然と助け合い、笑顔が絶えない…そんな「ずっとここにいたい!」と心から思える素晴らしい園にも出会えたんです。

その園は本当に雰囲気が良くて、滅多に欠員が出ないくらい人気でした。だから派遣としての契約は短期間で終わってしまったのですが、どうしても諦めきれなくて…。思い切って派遣を辞めて、直接パートとして雇ってもらった、なんて経験もあるんですよ。

だから、もしあなたが今、今の園が合わなくて辛い思いをしているなら、「今の園が全てではない」ということを、ぜひ知ってほしいんです。世の中には、あなたにもっとピッタリ合う、あなたが心から楽しく働ける保育園が、きっとどこかにあるはずです。諦めないで、視野を広げてみませんか?

心が少し軽くなるかも?~今すぐできる小さな対処法~

ハートが書かれたメモ帳

すぐに大きな決断ができなくても、今の気持ちを少しでも楽にするためにできることがあるかもしれません。

私の場合、一人でもいいから本音で話せる同僚や上司がいると、とても心強かったです。だから気が合いそうだと感じたら思い切ってランチに誘います。私は人見知りなので初めて誘う時は勇気がいるのですが、「聞いてよ~!」なんて愚痴を言い合えるだけで、心がスーッと軽くなりました。

また、夏のプール保育で汗だくになった後、体が冷えてしまうのが辛かったのですが、こっそり保冷剤をユニフォームに仕込んで暑さを乗り切ったり(笑)。そんな小さな工夫でも、少しは快適に過ごせるようになりますよね。無理は禁物。まずは自分を大切にする工夫を見つけてみてください。

他にも、信頼できる人に話を聞いてもらったり、趣味の時間を楽しんだり、ゆっくり休んだりすることも、心を元気にするためにはとても大切です。

「辞める」以外の選択肢も考えてみよう

「今の園が合わない」と感じても、すぐに「退職」だけが道ではありません。

上司や園長先生に、正直な気持ちを相談してみるのも一つの手です。もしかしたら、クラスの配置を変えてもらえたり、仕事の分担を見直してもらえたりするかもしれません。

私自身、大好きな職場だったのに、派遣の契約期間が終わってしまって、泣く泣く次の園へ移った経験があります。時には、自分の力ではどうにもならないこともありますよね。でも、そんな時こそ、新しい環境で何ができるか、少しだけ前向きに考えてみることも、新しい発見に繋がるかもしれません。

それでも「保育士辞めたい」気持ちが変わらないなら~次の一歩を踏み出す準備~

ブロックがたくさん

色々と試してみても、やっぱり「辞めたい」という気持ちが変わらない…そんな時は、無理に我慢する必要はありません。あなた自身がより輝ける場所を見つけるための、大切な一歩を踏み出す時なのかもしれません。

その際は、感情的に動くのではなく、少し落ち着いて準備を進めましょう。次の仕事について情報収集をしたり、これまでの自分の経験やスキルをじっくりと棚卸ししたり(自己分析ってやつですね!)。そして、できる限り円満に退職できるように、手順を踏むことも大切です。

保育士の経験は、あなたが思っている以上に様々な場所で活かせますよ。こちらの記事(保育士の経験が活きる意外な仕事5選!あなたの強みで新しいキャリアを拓こうも参考に、新しい可能性を探ってみませんか?

まとめ

「辞めたい」という気持ちと向き合うことは、とても勇気がいることです。でも、それはあなたが自分自身を大切にしようとしている、素晴らしい証拠。

どんな道を選んだとしても、あなたは一人じゃありません。そして、あなたに合う場所は必ずあります。

「こみのひらめき工房」は、そんなあなたの新しい一歩を応援しています。このブログが、あなたの視野を広げ、未来への希望を見つけるためのお手伝いができたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
こみ

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